代理母を探し続けて

よくこんな胸の苦しさの中で28年も生きてきたと思う。みぞおちをえぐり出して捨てたい。

生きているという実感の欠如、常に迷いの中、羞恥の中、無理解の中、孤立の中、嘲笑の中、暴力の中、靄の中、混乱の中、焦りの中、動悸の中、恐怖の中、解消できないジレンマの中、なぜ生きているのかがわからない。苦しい。耐えがたい。眼の前で行われている暴力は、暴力ではないことになり、自分のみぞおちの苦しさだけが否定され続ける。

生理的に背側迷走神経に入っているだけなのでしょう。扁桃体辺縁系が、おかしいのでしょう。

人生脚本とか、あまりにつまらなくて。

つまらない本を読むのはやめよう。生きるか死ぬか、瀬戸際なのだから。

いつものことだ。

 

生きている意味を教えてほしい、きっとそれは体感なんでしょう、どうして、生きることに疑問を持たない、幸せな人たちが、あれだけ残虐なのでしょうか、自分で自分を褒められ、自己調整できる人たちが、なぜ、あなたよりずっと深い、想像を絶するような苦しみと戦い続けている人たちの顔を笑いながら踏みにじるような真似をするのでしょうか?

お母さん、父さんも母さんも、どうして僕に生きる理由を教えてくれなかったのでしょうか? 二人とも知らなかったからだろう。それでも、あなた方から教わらなければ、僕は、大人になっても、誰からもそれを教えてもらうことができないんです。僕は代理母を探し続け、消え入りたいほどの恥に身を切り苛まれ続けて。