人生は出会いだから、恐れの痛みに血を流して歯を食いしばっても、もっとたくさん素敵な人に出会いに行って、まだ途中なのだから。

素敵な人はあなたのこと嫌がらないでいてくれるのだから。

 

芸術に救われたことはなかった。

 

どんなに美しい言葉も空っぽなのだと刻みつけるように思い知らされてきた。

人に救われてきた。中身の詰まった、素敵な人の存在、私だけに向けられた声と眼差しと存在に救われてきた。